mbed FRDM-K64Fを使ってmbed Device Connectorを試しました。
今回は公式で公開されているサンプルを動かしてみました。
ビルド手順
1. import します。
$ mbed import mbed-os-example-client $ cd mbed-os-example-client
2. Ethernetをつかってネットワークに接続するように設定します。
$ cat << EOS > configs/mbed_app.json "network-interface": { "help": "options are ETHERNET,WIFI,MESH_LOWPAN_ND,MESH_THREAD.", "value": "ETHERNET" } EOS
3. 認証情報の設定
https://connector.mbed.com/#credentials から取得した認証情報で security.h
を上書きします。
4. mbedへ書き込み
$ mbed compile --toolchain GCC_ARM --target K64F $ cp .build/K64F/GCC_ARM/mbed-os-example-client.bin /Volumes/MBED
書き込みが終わったらresetボタンを押して、プログラムを実行します。
動作の確認
デバイスが認識されているかの確認
https://connector.mbed.com/#homeで確認すると、デバイスが1つぶら下がっていることとデータが送られていることがわかります。
https://connector.mbed.com/#endpointsからはデバイスのendpointに使われる名前(secure.h
に記載されているMBED_ENDPOINT_NAME
の値)を確認することができます。
データの確認
https://connector.mbed.com/#consoleから送られているデータのサンプルを見ることができます。
SW2
を押した回数が3200/0/5501
へ送られているようなので以下のように設定します。
TEST API
ボタンを押すと以下のような結果が返ってきます。
payload
というキーに送信されたデータがBase64エンコードされた状態で入っています。
その下にBase64 decoded payload
というのが表示されており、これがデコードされた結果です。
ここでは35という値がスイッチを押した回数になります。