Stereo誌の付録スピーカーユニット、ScanSpeak 5F/8422T03用にDMMの3Dプリントサービスを使ってエンクロージャーを作ってみました。
モデリングはAutodesk 123D Designというフリーの3DCADソフトを使いました。 そもそもモデリング自体が初めてだったのですが、本を見ながらやってみたら3時間くらいでモデリングできたので、そんなに大変ではなかったです。
モデリングしたものは以下のようなものです。
こんな感じで球体のスピーカーをモデリングしました。 ネジ穴とかは実物で合わせて穴を開けようかと思ったので、モデリングしてないです。 というか、いきなりネジ穴までモデリングしてしまうと微妙なズレが修正できなさそうだったので、今回はやめておきました。
このモデルで発注して届いたものが↓です。
すべすべしていてなかなかきれいな仕上がりです。
ユニット取り付け穴はサイズがちょうどだったのですが、バスレフポートの穴がちょっと小さかったので、がんばってヤスリで削りました。
表面はそのままでも十分なくらいな仕上がりだったのですが、写真のような細かい段差があったのでちょっとヤスリをかけました。
20分くらいヤスリかけしてみましたが、結構素材が硬くてあんまり変わらなかったです。
穴あけしてユニット取り付け用のネジ穴をあけました。裏面もターミナルやバスレフポート用の穴をあけています。
スピーカーのターミナルはバナナプラグが使えるように、ART CS-104を使いました。 平たくしている部分に実測で穴を開けて取り付けました。
バスレフポートは調整のしやすさのため、別に取り付けしています。 今回はMarkAudio STBP25を使いました。 アタッチメント方式で調整しやすいポートです。 小さい穴のほうに取り付けました。
中には吸音材を入れておきます。 今回は安いニードルフェルトをいれました。
いよいよユニットの取り付け。 はんだごてで、ちょちょっとケーブルを接続して取り付けました。
こんな感じで完成しました。
音を鳴らしてみたところ、ポンポンと低音が出る感じで、元気な感じがしますね。 さすがに箱の厚みが3mmしかないので、音量上げると箱がびびりだしますが、小音量なら特に問題ない感じです。
たまにちょっと音が濁るなーって時があるので、もう少し吸音材を入れたほうがいいかもしれないです。
測定はまだやってないので次回の記事にでも。
それはそうと今年もMakerFaireTokyoに出展することになりました。 Make:OgakiMeeting01のときからお世話になっているススガさんと一緒に出展します。 まだ出展者一覧とかは出ていないですが「菅野/mia」という展示者名で出展するので、よろしくお願いします。
この3Dプリントしたスピーカーは展示するので、音を聴いて見たい方はぜひとも見に来てくださいー。 今年は販売できるブースを応募したので、いくつか作ったものの使っていないスピーカーを売ろうかなと思っているので、興味ある人はぜひともよろしくお願いします。
ススガさんが柿の種玉座を販売するので、そちらもぜひ!