
ミニ四駆のカーボンプレートをヤスリ等で加工する際、最も厄介なのが細かく舞い散る「カーボン粉」です。吸い込むと健康によくない上、部屋中が真っ黒になってしまうため、集塵機は必須のツールと言えます。
私が手加工の際に使用しているのは、プロクソンの卓上集塵機「ダストキャッチャー」です。
便利な機材ですが、そのままカーボン加工に使うには少し気になる点がありました。今回、パーツを追加するカスタマイズでとても使いやすくなったので、その手法を紹介します。
ただし、メーカーの正規の使用法ではないため、自己責任でお願いします。
そのままの状態での問題点
1年以上使用してきた中で感じた最大の問題点は、純正の集塵フィルターの「性能」と「コストパフォーマンス」です。
純正フィルターは目が粗いため、微細なカーボン粉をキャッチしきれず排気口から吹き出してしまうことがありました。
さらに、価格がやや高めであるにも関わらず3枚しか同梱されていません。カーボン加工ですぐに真っ黒になるため頻繁な交換が必要となり、ランニングコストがネックになっていました。
集塵フィルターの強化(およびコスト削減)
前述の問題に対処するため、付属の純正フィルターの上に市販の「換気扇用フィルター」を重ねて取り付けることにしました。

こうすることでカーボン粉のキャッチ性能が向上するのはもちろんですが、「汚れたら一番上に重ねた安価な換気扇フィルターだけをこまめに交換すれば済む」という大きなメリットが生まれます。これにより、純正フィルターの寿命を大幅に延ばすことができました。
しかし、この改造だけではヤスリが集塵機本体に当たってしまった時などの振動で排気口から粉が漏れる場合がまだありました。
排気口にフィルターを追加
次に対策を行ったのは排気口の部分です。プロクソン ダストキャッチャーは、排気口部分に外部集塵機のホースを取り付けられる構造になっています。
そこでこの部分に以下のコネクタと掃除機用フィルターを接続して排気口のフィルターを作りました。
この掃除機フィルターの口がホースのコネクタ部分とほぼ同じサイズで、少しフィルターを引っ張りながらコネクタにかぶせるようにしてはめると隙間なく接続できます。以下のように、外れないようにマスキングテープで軽く固定しています。


集塵口の開口面積を絞る
フィルターを2重、3重に追加したことで空気抵抗が増え、どうしても吸引力が低下してしまいます。
そこで、集塵口の周囲をマスキングテープで一部塞いで開口面積を絞ることで、単位面積あたりの吸引力を補うセッティングにしています。

※注意点 : 吸気口を塞ぎすぎたり、目の細かすぎるフィルターを重ねすぎると、モーターに過度な負荷がかかり発熱や故障の原因となります。自己責任で調整を行ってください。
まとめ
これらの改造を行うことで排気口からカーボン粉が舞うようなこともなくなり、快適に加工できるようになりました。
いずれも非公式のカスタマイズのため自己責任での実施をお願いします。
同じ卓上集塵機を使っていて不満を感じている人の参考になれば幸いです。