タッチパネルの構造を見たくて、ドスパラにて取り扱いのある後付タッチパネルキットのIRTS-21.5Sを購入。
赤外線方式っぽいし、サイズもいろいろと展開されているので分解して、ちょっと手を加えれば、「あの楽器」のマルチタッチ化に使えるかなーと思って。
まずはご開帳。
何気にガラスパネルと鉄製のフレームで結構重たい。
USBコネクタが金メッキされてて何故か豪華。
分解自体は横のネジをすべて外すとすぐできた。 シールに隠れたネジも全部外す。
開けると赤外線LEDとフォトトランジスタがびっしり。 フォトトランジスタと赤外線LEDがペアになっている構造。 こうして開けて構造みてみると、いくらびっしりつまっているとはいえ、5mm間隔ぐらいなので、そんなに分解能高くなさそう。
フレーム取り外すとすごく軽い。 この状態でも何とか動いた。 ただちょっとずれるとすぐにダメになるので何かに固定は必要。
回路を追っていくとSillabs F321というマイコンがコントローラーになっているよう。 そこからHC138やHC238のロジックICを使い、ペア毎に発光と受光しながら全体をスキャンしている感じか。
この構造なら自作できそうなので、ちょっと試作してみようかなー。
関連エントリ

「もの」はどのようにつくられているのか? ―プロダクトデザインのプロセス事典 (Make: Japan Books)
- 作者:Chris Lefteri
- 発売日: 2014/05/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)