AMD Trinity A10-5800Kでデュアルグラフィックス

A10-5800KでもDualGraphicsやってみた。

 
 

Windows8エクスペリエンスインデックス

iGPU@1013MHz



Radeon HD6670(Dual Graphics OFF)



iGPU+Radeon HD6670(Dual Graphics ON)

 
Windows8エクスペリエンスインデックスでは、以前の結果と同じく、Radeon HD6670単体とDualGraphics ONの状態のスコアが同じ7.0。
 
ただ、DualGraphics ONのときにA10-5700のときは AMD Radeon HD 7660D + 6670 Dual Graphicsと表示されていたのに、A10-5800Kのときは AMD Radeon HD 6670という表示のみになってる。
 
このあたりの挙動は謎で、A8-3870KでDualGraphicsをやったときもAMD Radeon HD 6670という表示のままだった。
 
ただ、どちらの場合も利用可能なグラフィックスメモリは増えているので、認識はされているようにみえる。

よくわからない。



ゆめりあベンチ


ゆめりあベンチでは、やはりDualGraphicsの効果が低く、Radeon HD6670単体で使ったほうがスコアが高い。
内蔵GPUの性能自体はA10-5700よりもA10-5800Kのほうがオーバークロックも含めて高いのだけど、DualGraphicsにしたときは性能がほぼ変わらないという結果になっている。
ほとんどスコアはRadeonHD6670依存になっているのかな。
DualGraphicsの処理の分だけ単体で使ったときより遅くなっているとかなんだろうか。


3DMark Vantage



3DMark11



3DMarkを2つ。
3DMark11については一部の環境で計測していなかったのでスコア0になっているところがある。

3DMark系のベンチマークはDualGraphicsの効果が高くてRadeon HD6670単体で使った時より高いスコアを出している。

注目するところというと3DMark11でのiGPUのスコアがRadeon HD6670単体よりも高くなっているところだろうか。
CPU内蔵のGPUでここまでのスコアを出せるのはさすがTrinityといったところ。


MHFベンチマーク



PSOベンチマーク



オンラインゲーム系のベンチマークを2本。
PSOベンチマークのほうは計測していなかった環境があったためスコア0になっている部分がある。

どちらも同じ傾向で、DualGraphicsをONにしてもRadeon HD6670単体と変わらないスコアになっている。

こういったゲームではDualGraphicsよりも単体のいいグラフィックスボードを搭載したほうが効果高そう。


PCMark7



そして謎の結果のPCMark7。
A10-5800KのiGPUのときのスコアがかなり高くてRadeon HD6670、DualGraphicsの順に低くなるという・・・
ただA10-5700のときはそんな結果にはなっていないので、なんか変。

前の記事とかでもよくわからない結果になっていたし、このベンチマーク一体何を測っているんだろう・・・



まとめ


3DMarkで測っているようなバリバリの3DゲームやるならDualGraphicsは有効そう。
普通のオンラインゲームでは単体の良いグラフィックスボードを搭載したほうがよさそう。

ただ良いグラフィックスボードを積むならTrinityじゃなくていいよねって話になってしまうので、やっぱりTrinityはiGPUを有効に使うのが一番よさそう。

まあ現状AMDのCPUを使ってMini-ITXなマシンを組もうとするとSocketFM1またはSocketFM2くらいしか選択肢がないので、AMDMini-ITXマシンでさらなるグラフィックス性能をっていうなら、単体の良いグラフィックスボードを積むのもありなのかもしれない。

SocketAM3+でMini-ITXマザーボードどこか出してくれないですかね・・・
出たら即買うのに。

8コアとか憧れるなー。
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