この前の記事でA10-5700で組んだことを書いたんだけど、やっぱりCPU性能が気になって仕方がなかった。
なんかPCMark7の結果もよくわからない結果になってたし。
と思いながら、秋葉原をうろついていると、AMD A8-3870K (Llano)が安く売られているのを発見して、ついつい買ってしまった。
なんたって思い出深いK10コアの末裔。
買うしかなかった。
SATAが遅かったM/Bはもう処分してしまったのでM/Bも新しく買い直しました。
ASRockのA75M-ITX。このM/B買うの3回目じゃないかな。気のせいだろう。
まあ買ったからには組んで遊ばないとねってことで、組みますかーと。
組み立て編
まずはCPUから。
性能には関係ないけど、ヒートスプレッダの角ばった感じで丸いというこの形が絶妙。
この重さもちょうど高級感ある重さ。
M/Bに挿す。
なんかえらい輝かしい写真になってしまった。
で、CPUクーラーとかメモリとか取り付けたらこんな感じになった。
もう少しでメモリにCPUクーラー(KABUTO2)が当たるところだった。
ぎりぎり。
まあこんなそんなで組み立てたら動いたので、OCやってみた。
3.4GHz(定格は3GHz)で安定動作。
なお、GPUのほうもOCしてみようかなと思ってやってみたけど、電圧あげても定格より上げることはできなかった。
ちょっと残念。
ベンチマーク編
ということで、お待ちかねのベンチマーク。
比較対象も含めた構成は以下のようになっています。
A8-3850 | A10-5700 | A8-3870K | |
---|---|---|---|
CPU | AMD A8-3850(2.9GHz) | AMD A10-5700(3.4GHz) | AMD A8-3870K(定格3GHz、OC3.4GHz) |
M/B | ZOTAC A75-ITX WiFi | ASRock FM2A75M-ITX | ASRock A75M-ITX |
メモリ | DDR3-1600 4GB * 2 | DDR3-1866 4GB * 2 (CORSAIR VENGEANCE) | ← |
SSD | Intel SSD335 240GB | ← | ← |
グラフィック | Radeon HD 6550D(iGPU) | Radeon HD 7660D(iGPU) | Radeon HD 6550D(iGPU) |
電源 | FSP AURUM 400W AU-400 | ← | ← |
OS | Windows7 Ultimate(64bit) | Windows8 Pro(64bit) | ← |
Windows8エクスペリエンスインデックス
A10-5700
A8-3870K(定格)
A8-3870K(OC)
やったよ。OCでTrinity超えたよ。
ってもほぼ僅差。Trinityが上位のA10-5800Kだったら負けてるんじゃないかな。
CrystalDiskMark
まあ同じA75チップセットなんでそんなに差はないとは思うけど一応とってみる。
A10-5700
A8-3870K
まああまり差がない。
シーケンシャリードがちょっとA8-3870K(というよりA75M-ITXか)のほうが速いのかな。
CINEBENCH
Trinityはシングルコア性能がいまいちってよく言われてるけど、この比較だとそうでもないような。
OCしたLlanoでやっと同じくらい。
ただ、浮動小数演算ユニットを共有している影響か純粋なクアッドコアのLlanoと比べるとマルチスレッドの演算性能は下がるみたい。
OpenGLの性能でいくと、やっぱりTrinityのグラフィック処理性能は高いねーといった感じ。
ゆめりあベンチ
Llanoに関していうとクロック伸びた分だけスコア伸びてる感じ。
でもTrinityのグラフィック処理性能には敵わない。
3DMark Vantage
Trinityグラフィック性能は(ry
LlanoのスコアはOCしても伸びてない。
GPU性能がもうボトルネックになってしまうのだろうか。
PCMark7
なんか前回の記事でも言及したけど、A8-3850が異常にいい値を出している。これたぶんM/Bの影響なんだろうけど、こんなに差が出るもんなんだろうか・・・
よくわからんなー。
MHFベンチマーク【大討伐】
Trinityのグラ(ry
ここでもLlanoはOCしてもスコア伸びてない。
GPU性能で頭打ちになってるのか・・・?
まとめ
TrinityはLlanoからちゃんと進化してる。
CPU性能だけならLlanoもまだ負けてない。
ただTrinityのGPU性能はLlanoを引き離してる。
Trinityはできる子ということで。
A10-5800K買ってみようかな。
また何か組んだら書くよ。
関連エントリ