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「クリエイティブ・マインドセット」「問いかける技術」「AWS実践入門」読んだ

読書

今年、最初に読んだ3冊の本の感想です。


クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

米IDEO社の共同経営者 トム・ケリーの著作です。発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法イノベーションの達人!―発想する会社をつくる10の人材が非常に良い本だったので、3冊目となる本作も購入しました。

前2作はIDEO社で行われている開発手法やチームマネジメントに関する話が中心でした。 本作は、どちらかというとIDEO社よりもdスクールの話題が多く出てきます。 dスクールはスタンフォード大学の授業で、デザイン思考を学ぶためのコースです。筆者らも講師として加わっています。

本書では「創造力に対する自信」という言葉が多数出てきます。

創造力に対する自信とは、(中略)自分のしようと思っていることを実現できるという確信だ。(中略)こうした自信は筋肉のようなものだ。努力や経験次第で、強くしたり鍛えたりできる。

創造力に対する自信の持ち主は、「何かやってみる」という考え方を持っている。自分の行動が良い影響を及ぼすと信じているから、行動する。完璧な計画や予測を持っていても永遠に埒が明かないとわかっているから、前進する。失敗することもあると知りつつも、試してみれば、あとで軌道修正できると信じているのだ。

いくら緻密に計画を練っても、実際試してみるとうまくいかないとか、試したら楽に進めたという経験は誰もがあるものだと思います。 とにかくやってみる、ということが大事です。

本書で紹介されているエピソードが興味深かったです。

陶芸の教師は、初回の授業で、陶芸クラスをふたつのグループに分けた。半数の学生には、作品の質に基づいて成績を付けると伝えた。(中略)残りの半数の学生には、量に基づいて成績を付けると伝えた。(中略)コースの終了時点で、優秀な作品を作ったのは「量」で評価される学生たちばかりだった。

「質」で評価される学生は丹念に1つの作品を仕上げたそうですが、それでもたくさんの「量」を作った学生と比べると「質」が低かったというこのエピソードは面白いなと思いました。 とにかく作りはじめてどんどんアウトプットすることが大事と思わせてくれます。


問いかける技術――確かな人間関係と優れた組織をつくる

問いかける技術――確かな人間関係と優れた組織をつくる

こういう人間関係に関する本はあまり読まないのですが、著者がMITの教授ということで読んでみました。

本書では人間関係を円滑にする方法として「謙虚に問いかける」ことがテーマになっています。

「謙虚に問いかける」は、単に聞くことのみを指しているのではない。(中略)「問いかける」という行為は、相手に対して興味や好奇心を抱くという態度から導かれるものなのだ。

誘導的な質問や、意見を通すための質問は、「謙虚に問いかける」には含まれないのです。 「謙虚に問いかける」ことで他の人の意見を引き出し、よりよい意思決定につなげることができると述べられています。


Amazon Web Services実践入門 (WEB+DB PRESS plus)

Amazon Web Services実践入門 (WEB+DB PRESS plus)

AWS入門書。

EC2、S3、RDSやELBなどWebサービスを構築するときに最も利用するであろうサービスはもちろんのこと、Route53やVPCといった一回設定するとあまり変更しない部分まで含めて、細かく解説されている本でした。

特に実際にサービスとして運用する際に必要となる項目、例えばRAIDの構成、バックアップの手順など、まで記載されており「実践」という言葉に偽りなしでした。

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