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「初めてのSpark」「Amazon Web Services パターン別構築・運用ガイド」「学力の経済学」読んだ

初めてのSpark

初めてのSpark

流行りの大規模データ処理ソフトウェア Apache Sparkの解説本です。

日本語の解説本は、まだ貴重なので、非常に助かりました。

一冊でSpark、SparkStreaming、MLlibの基本的な使い方がわかるので入門書としては最適な一冊でした。

コードもほぼすべてのサンプルが、Python, Scala, Javaの3つの言語のバージョンで載っており、自分の詳しく言語で読み進められるのが良かったです。

Amazon Web Services パターン別構築・運用ガイド

Amazon Web Services パターン別構築・運用ガイド

仕事でAWSを使い始めたので、全体像を学びたくて読んだ本です。

AWSのサービス概要と位置づけがわかり、全体像をつかむという目的にはぴったりの本でした。

もともとWebサービスの構築の知識がある方であれば、この本一冊でAWS上でWebサービスの構築までできると思います。

Redshiftなどの大規模データ処理については、あまり取り扱いがなかったので、それらは他の資料をあたった方が良さそうです。

教育について、世間的に良いと言われていることが、本当に確かなものなのかを、エビデンスを元に論じている本です。

子供の学力を伸ばすには、試験の成績のようなアウトプットに対してよりも、勉強自体のインプットに対して褒める、能力を褒めるよりも、努力を褒めたほめたほうが良いということを、海外、特にアメリカで行われた実験や調査を元に論じています。

アメリカでは2001年に成立した「落ちこぼれ防止法」の中で「科学的な根拠に基づく」教育政策というのが強調され、そうした背景の中で統計的な根拠に基いて政策の効果が測られるようになったそうです。

そのため、本の中でもアメリカの事例が非常に多くなっています。

日本は、プライバシーの保護や教育の平等(本の中で"平等"とは何かについて述べられています)という面で、そういった調査をやりたくでもできない、というのが問題としてあげられています。

1つの成功事例がすべてに当てはまるわけでもないし、さらに言うとその成功の原因が本当に原因であったのかは、1つの事例からではわからないので、調査や実験がしやすい環境が整うと良いなと思います。