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『データの見えざる手』を読んだ

読書 データ解析・可視化

ウェアラブルセンサーを使って人間行動をデータに落とし込み、そこから法則性を見つけ出すという内容の本です。

私たちは意思によって自分の行動を自由に決めていると思いがちですが、センサーから取得したデータから行動を見ると、そうではないことがわかるというものです。

本の中では、加速度センサーを埋め込んだ腕時計型のデバイスを使い、毎分の腕の動きの回数を計測し、その回数の分布をとっています。

そうすると、驚くことに、その分布は自分の感覚に依らず、大体一定の分布になるとのことです。

つまり、人間の行動は、その行動の負荷ごとに大体どれくらいの時間行えるかが決まっているということです。

これは昨日の記事に書いた欠乏によって処理能力が下がることとも通じるものを感じました。

人間の処理能力は決まっているので、欠乏があるとその欠乏への対処に処理能力をとられてしまい、全体の処理できる量が下がるというものです。

たまたま、この2つの本を続けて読んだのですが、人間の処理能力について、他方は心理学的な実験から、もう一方は工学的な実験からアプローチしていて、さらにそこに共通の結果があることに非常に面白さを感じました。

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