Intel Edison勉強会 (第2回) 行ってきた

2015/03/27に行われたIntel Edison勉強会 (第2回) に行ってきたので、そのまとめです。

感想

Edisonの消費電力が小さい点はバッテリー動作させるのには良さそうでした。

Linux載っていて、さらにメモリも1GB載っているので、fluendなどのロガー使うこともできるし、GPIOにもスクリプト言語からアクセスできたりするので、楽にプログラミングできそうと感じました。

内容

今後のEdison関連の予定など

  • 1, 3, 5, 7, 9, 11月に勉強会
  • 6,12月にハッカソン
  • コンテスト応募もサポートしていく。

新型Henry基板のご紹介

  • USBホストの代わりにバッテリーを搭載する形で開発中

firmware update R2ベータWW05-15

  • 新しいファームウェアが出た。(R2ベータWW05-15)
  • パーティションの構成が変わっているので初期化してインストールするのをオススメ。
    • flashall.batの実行後2分間くらいはそっとしておいたほうが良いらしい。
  • 新機能について
    • Wi-Fiピア・ツー・ピアとWi-Fiダイレクトのサポート
    • Bluetooth LEサポート と Bluetoothの新たなプロファイル追加
    • IoT連携のライブラリが追加(MQTTとか)
    • 既知の問題
      • MCUサポートはまだ。
      • XDK-deamonのエラー→再起動でなおる
      • ホスト名に小文字しか使えない
      • など細かいバグはいろいろある。
    • シリアルコンソールの文字とりこぼし問題
      • Edisonは2つのUARTのうち2wire-UARTの方でシリアルコンソールを構成している。
      • スリープモードになると2wire-UARTの電源が切られるようになっていた。
      • スリープモードになっても電源が切れないようになったので、文字とりこぼし問題は解決。
        • ただバッテリーの持ちには影響しているかも。

各社のIntel Edison基板を試してみた

資料: http://www.slideshare.net/moongift/edison-46309857

  • Intel
    • Edisonのみ
    • BreakoutBoardKit
      • USBがついて使いやすくなったモデル。
      • 初心者向け。
      • 小さいPCのようなものなのでセンサーとか、どうやって付ける・・・と戸惑う。
    • Kit for Arduino
      • でかい。
      • Wi-Fiとか接続するのがArduino自体よりは楽。
  • サードパーティ
    • Henry
      • USB1つなので良い。
      • センサーがデフォルトでついている。
      • 価格が若干高い。Edisonはついてない。
      • ファームウェアのアップデートができないので他のボードが必要。
    • OpenBlox BX1
      • 商用
      • DebianベースのLinuxが入っている。
      • 開発キットがある。
      • 3G SIMが挿せる。
      • 価格が高い。
    • Intel Edison Block
      • 基板を積み重ねていくスタック型。
        • 積み重ねていくと出っ張っているので折れそう・・・
      • スペーサーと各モジュールの厚みを考えながら組み立てないといけない。
    • Eaglet
      • 触ったことないのでわからないが、価格も安めでよさそう。
  • まとめ
    • Arduinoモデルがとりあえず買うなら良さそう。
    • やること決まってるならHerryが良い。ただnode.jsのサポートは弱め。

EdisonでMQTT

資料: http://www.slideshare.net/r_rudi/edisonmqtt

  • MQTT as a Service
  • MQTTとは
    • TCP/IP上のプロトコル
    • 大量のクライアントから小さいデータを送受信するのに向いている軽量でシンプルなプロトコル
    • メッセージ・キューではない。
    • 双方向通信ができる。
    • 切断を検知など不安定な環境向けの機能がある。
    • publish/subcribeモデル
      • サーバーがTopicを持っており、以下のような形式で配信が行われる。
        1. subcribe側が事前に取得したTopicを登録しておく。
        2. publish側はサーバー側のTopicへメッセージを送信する。
        3. サーバー側はTopicを登録しているsubscribe側に配信する。
      • subcribe側とpublishe側がお互いを知らない状態で通信できるのが重要。
      • Edison上ではmosquittoが最初から動いている。
        • IoT Analytics用。
        • rootで動いているので注意。

博士のEdisonとRaspberryPi徹底比較

スライド: http://www.slideshare.net/yutakitagami/edison02

詳しくは比較表を参照。

  • Edison

    • 2種類のコアが載っている(Atom, Quark)
      • Atomデュアルコア。500MHz。
      • QuarkはMCP。資料がないので謎。Atomのメモリバス上に載っている。
        • これが特徴的なので、ここがどうなるかが今後のEdisonの期待ポイント。
    • I2Cが2個ある。1つずつ速度切替えて使うこともできたりと意外と便利。
    • UARTも2個ある。ターミナル使いながら、何か機器をつなげられる。
    • I2Sも使える。
    • Wi-Fiは5GHzにも対応。Bluetoothもついている。
    • 消費電力: 実測すると0.5W〜1Wくらい。起動時に2Wくらいにはなる。
      • 組み込み向けを狙った消費電力。
    • I/Oは1.8Vなので注意。レベル変換が必要。
    • マイコンのような電子工作やるならおすすめ。
    • ロガーのような使い方するならSDカード追加は必要。
    • コネクタのピッチが鬼門。
  • RaspberryPi (B+)

    • EdisonにはないGPUあり。
    • 有線LANもあり。
    • UARTはターミナル用で他のことに使うのはターミナルにアクセスしずらくなるので微妙。
    • 消費電力: 3W
  • RaspberryPi (A)
    • 基本的にはB+の廉価版。
    • 消費電力: 1W
  • RaspberryPi (B2)
    • クアッドコア。900MHz。
    • メモリはEdisonより遅いLPDDR2。
    • UARTはB+と同じくターミナル用。
    • 消費電力: 4.5W〜5.5W
      • バッテリーで動かす用途ではない。
    • 画面をつないでマウスつないで・・・という感じで電子工作したいならおすすめ。
  • PIC
    • 比較したかった。
    • A/D変換がある。
    • たくさん使うなら(価格的に)やっぱりマイコン

前回

第3回