littlebitsをつかったシカケハッカソンに参加してきた

2015/03/15に大阪大学にて行われたシカケハッカソンに参加してきました。

このハッカソンは、littlebitsを使って、人の行動を変える「シカケ」を作ろうという内容でした。

テーマは「動物園」。

天王寺動物園の100周年を記念して、このテーマになったそうです。

シカケとは

最初にシカケハッカソンの主催をしている松村先生よりシカケについて簡単な説明と事例の紹介がありました。

シカケとは、人の行動の選択肢を増やす事物のことをいうそうです。

例えば、以下のような例があげられていました。

  • 動物園にある筒
    • 筒があると覗きたくなるので、覗く
      • 覗くとその先には動物のフンが飾ってある
  • お金を入れると、お金が回りながら落ちていく募金箱
  • ピアノの階段
  • トイレの男性用小便器についているハエ
    • ハエを狙うので、尿の飛び散りを抑えられる。
  • 落ち続けるゴミ箱
  • おもちゃが大好物(という設定)のぬいぐるみ
    • 子供に「お腹が空いているよ」というと、おもちゃを食べさせるので結果的に部屋がきれいになる。

チーム分け

こうした事例の紹介後、チーム分けとアイディア出しが始まりました。

自分は特に顔見知りの人がほぼいなかったので、周りにいた4人で自然と集まる流れになりましたが、1人で開発している人も多かったです。

4人で開発しているチームは、ほとんどいなかった印象です。

アイディア出し

アイディア出しの段階は、一般的な付箋をつかったブレストで進めていきました。

動物園の問題と思うところを各自あげていき、それに対して何か解決できそうなシカケを考えていきました。

ブレストやっても良いアイディアなんてほとんど出ないよ、という意見も外部からありましたが、そのまま進めました。

手法は確立しているものをつかった方が安全であるし、メンバー内で合意がとりやすいと思ったからです。

初めて会うメンバーで適度にアイディアを出し合って、最終的にハッカソン時間内で作れるところまで落としこむとなると、そこで冒険するのはちょっと・・・といったところです。

初めて会うメンバーでなければ、もっとカジュアルに進めるのもありだとは思っています。

決まったアイディア

最終的に選んだアイディアは「カップルや子供連れの人たちの、物理的に距離を近づける」というもので、「近づいた先に『へ〜』と思うことがある」「新世界のほうからも人を呼べるような話題性のあるもの」ということも考慮した物になりました。

物理的な距離を近づける手段としては「驚き」を与えて、人に飛びつきたくなるようにします。

恐る恐る近づくと、そこに動物園らしい知識が書いてあり、その知識が印象に残ることを狙います。

出来上がったもの

足あとを踏むと、草むらが動き、人を怖がらせ、さらに次の足あと踏むと、ライオンの吠える声が聞こえて、さらに人を驚かせます。

通路全体がスイッチになっていて、通路を通ると・・・

ネズミ(を模したピンポン球)が出てきて、さらに暗闇の中で肉食動物の目が赤く光る(想定)というものも作りました。

ネズミの飛び出した穴は、飛び出した後光っていて、そこを覗くとネズミについてのTipsが書いてあり、「へ〜」となることを狙っています。

まとめ

littlebitsはプログラム書かなくてもパチパチくっつけるだけで、if then doみたいな物が作れるのが素晴らしいです。

あと間違ったことをやっても動かないだけで、壊れないから、試行錯誤しやすくて、知識がなくてもとっつきやすいと思いました。

このハッカソンに参加して思ったのが、やはり皆で1つの物を作り上げるという体験は、ほんとに楽しいです。

他のチームの発表を聞いていて、自身のチームが良かった点・悪かった点をまとめると、

  • 良かったところ
    • 人がどう動くか、置く場所などを含めてトータルコーディネートできた点
    • 完成形をある程度イメージできる程度には、システム面が作れていた点
  • 悪かったところ
    • 最終的にできた物は、「シカケ」というより「アトラクション」になってしまったのは反省点

というところかなと思いました。

また夏にシカケコンテストが開催されるようなので、何かアイディアを考えて、応募しようと思います。

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