「エンジニアのためのデータ可視化[実践]入門」「アジャイル開発とスクラム」他 読んだ

エンジニアのための データ可視化[実践]入門 ―D3.jsによるWebの可視化 Software Design plus

前半は、データ可視化自体についてで、後半はd3.jsというライブラリの使用方法についての本です。

データの可視化について、単に手法だけを紹介するのではなく、なぜ可視化するのかから、より良い可視化、何を可視化すべきなのかといった、可視化以前の問題についても教えてくれる良書でした。

個人的には1章のデータの可視化の歴史の部分が非常に良かったです。

グラフというものが生まれた歴史は意外と新しく1780年代であるのは驚きでした。

どんな技術であれ、それが生まれてきた背景があるはずです。 その背景を知ることで、その技術が担おうとした役割がわかり、それは技術自体を理解することにもつながると思います。

その点、最初に歴史を語ってくれる本書は、個人的には非常にありがたい本でした。

また、この本は、なぜ可視化するのかといった、可視化以前の問題について多くのページが割かれています。

普段意識しているつもりでも、可視化することに気をとられ抜けてしまっているなと思う部分が多々あり、定期的に読み返して意識しなければならないなと思う次第でした。


アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

この本はアジャイル開発について書かれた本です。

他のアジャイル開発の本と異なる点は、経営学者の野中郁次郎先生が著者に入っていることです。

アジャイル開発でよく言われるスクラムという概念自体が、野中先生が1980年代に行った日本企業の製品開発の体制についての研究で提唱されていたものであることを初めて知りました。

ナレッジマネジメントの分野で野中先生が提唱しているSECIモデルと、アジャイル開発のプラクティスの関連性が述べられており、理論面からも学ぶことができる本でした。


入門Ansible

最近、流行りの構成管理ツールのAnsibleについて、使い方から各機能の説明までひと通りまとまっている本です。

日本語でここまでまとまっている本は、他に見たことがないので、非常に助かりました。


Vagrant入門ガイド

Ansibleの勉強をするついでに、Vagrantもちゃんと勉強しておこうと思って読みました。 10分くらいで読める量でしたが、大枠はつかめました。コマンドリファレンスは便利そうです。


ここからは去年読んだものの、感想を書いていなかった本です。


【改訂新版】Linuxエンジニア養成読本 [クラウド時代も、システムの基礎と基盤はLinux! ] (Software Design plus)

プログラマーとして働き始めたものの、ちゃんとLinuxについて勉強する機会があまりなかったと思い、読みました。

Linuxの歴史からシステム構造、コマンドリファレンスまで1冊でコンパクトにまとまっているのが良かったです。


サーバ/インフラエンジニア養成読本 ログ収集〜可視化編 [現場主導のデータ分析環境を構築!] Software Design plus

データ可視化について最近のトレンドを抑えてまとめてある本です。

インストールから運用まで網羅されているので、1冊読めば全体像がわかるのがよかったです。


【改訂新版】 サーバ/インフラエンジニア養成読本 管理/監視編 [24時間365日稼働を支える知恵と知識が満載!] (Software Design plus)

サーバーの監視系について、監視する対象項目や監視ソフトウェアについてまとめてある本です。 主にZabbixを中心に書かれているので、Zabbixを初めて使うときに読むのが良さそうでした。