シミュレーションでは逆相接続なのに、なぜ正相接続になるのかがずっと謎だったが、ついに解決
ウーファーのインパルス応答
ツィーターのインパルス応答
この2つをくらべると大体0.2msくらいツィーターの反応が速い
0.2msというと音速は340m/sなので大体7cmの距離差
ということで、シミュレーションで、ウーファーを7cm後ろに後退させると、うまく正相で位相が合うようになった!
これで、シミュレーションしなおしても、一応今のネットワークでも位相はあってるようだ
次は、ウーファーの900Hzあたりのディップの解消に挑もう
これはバスレフポートがパイプ共鳴しているのでディップになっている
バスレフポートを小さくするなどの対策で何とかしてみよう
(2021/06/30 追記)
こちらの記事内容の日本語が誤解されうる書き方だったので補足します。
- 実際のユニットの応答速度は、ウーファーよりもツィーターの方が高速で0.2ms速い。
- シミュレーション上はウーファーとツィーターの応答速度が同じ扱いになっている。
- ウーファーをシミュレーション上で後退させて、応答速度が0.2ms遅い状態を再現した。
- 結果として、シミュレーションと実際の状態が一致した。
以上の意味となります。シミュレーション上と実際の部分が混ざってしまい、誤解を与えかねない表現になっておりました。