Scan-Speak Discoveryシリーズを使った自作2wayスピーカーも残すは最終測定のみとなりました。この記事では測定結果と音の感想を書きます。またスピーカーの脚を作成したので紹介します。
コストパフォーマンスが高そうなDayton Audio RSシリーズを使ってブックシェルフ型の2wayスピーカーを作るので、ユニットを選定します。
ネットワーク回路を変更しコイルの数を減らすこととバスレフポートのポート長の調整という2つの改善ポイントが見つかったので、それらを対策します。
ネットワークボードを組み込んで配線したので、次はFar Field測定を行います。その結果から改善ポイントを考察します。
Near Field測定を再度行い、ポート長と吸音材の量・位置を調整します。
エンクロージャーの仕上げとして塗装を行います。またスピーカーユニットと組み立てたネットワーク回路、吸音材を組み込みます。
以前の記事で製作したヘッドホンアンプ ですが、以下の点が気になっていました。 入力電圧が5Vでは動作できず、6Vが必要なためUSBポートを電源として利用できない。 ヘッドホンの保護回路がなく、万が一のときに心配。 これらの問題を解消するために改修を行…
以下の記事でDC/DCコンバータを使った電源回路を製作しました。この電源回路は機器の小型化に役立ちそうですが、音質上の問題がないかどうか気になるところです。 そこで電源回路の違いが聞き取りやすいと感じるヘッドホンアンプを製作して試聴してみること…
エンクロージャーの再加工後の測定で満足のいく結果が得られたので、その測定結果を使ってシミュレーションを行いながら、ネットワーク回路を設計・製作します。シミュレーションには定番のVituixCADを使います。
問題点を改善するためのエンクロージャーの修正が終わったので、Far Field測定とNear Field測定をやり直します。 エンクロージャーの修正とポートの調整と測定機材の一新で前回の測定で気になったピーク・ディップがどれほど改善されたか確認していきましょ…
製作した2wayスピーカーの測定を行った結果、大きな問題点が2つありました。 ・ポート出力からの中音域の漏れによるディップ ・エッジディフラクションによるピーク・ディップ これらに対して対策を行いました。
スピーカーを測定するために製作したLM3886パワーアンプはウーファーのブレークインに使って負荷をかけてしまったためか、ノイズがのるようになりました。 無音時でもツィーターの測定などでは気になるレベルでノイズがのるため、測定には利用できません。そ…
前回の記事の電源基板の出力ノイズを測定した時に値が非常に低いのが気になっていたので、原因の調査と再評価を行いました。 また良い機会なので、製作中のTPA6112を使ったヘッドホンアンプとLM3886を使ったパワーアンプで、トランス電源との聴き比べも行っ…
前回の記事でスイッチングACアダプタのノイズフィルタ基板を製作しました。 実際にアンプの製作を行うには正負電源が必要になることが多いです。ACアダプタを2つ使って構成することも可能ではありますが、見た目があまりスマートではありません。 そこで、前…
スピーカー測定に使っているパワーアンプは、ウーファーの測定時にはそれほど気にならなかったのですがツィーターの測定時にはホワイトノイズが結構気になることがわかりました。 また前回の測定のような外で測定を行う場合にはもっと軽い方が持ち運びが楽で…
前回のFar Field測定の結果で課題となっていたバスレフポートのチューニングを行います。低音域をNear Field測定し、ポートや吸音材の調整で特性を改善します。
下塗りまで完成したスピーカーの測定を行います。 ユニットとマグネットホルダーを取り付けてからFar Field測定を行いました。 その結果を紹介します。
エンクロージャーの組み立ての様子や組み立て途中に気づいた設計ミスをどうやって修正したかを紹介していきます。 最後にシーラーで目止めをして表面のヤスリがけを行いました。
最近製作しているスピーカーを測定するにあたり、軸上だけでなく軸外の特性も測定しようと思っています。 軸外の特性を測定するには、以下の記事にあるようにスピーカーのバッフル板を基準にして角度を指定して回転できる台が必要です。 diy-audiospeaker.su…
前回の記事で大まかなエンクロージャーの大きさを決定しましたが、高さの制限をオーバーしてしまっていたので、その点を改善した設計を検討し直します。 また定在波とディフラクションをシミュレーションしながら、エンクロージャーの詳細な設計を行います。
前回の記事でエンクロージャー容積は9Lに決まりました。次はエンクロージャーのサイズを決めていきます。 エンクロージャーのサイズを決めるにあたっての制限事項を洗い出したあとに、定在波とディフラクションのシミュレーションを行い、実際のデザインのサ…
前回の記事でウーファーのT/Sパラメータを測定したので、そのT/Sパラメータからエンクロージャーを設計します。形式はバスレフ型で低域はPreference rating 推定スコア6.0以上を目指せるように伸ばします。VituixCADを用いてシミュレーションして検証します。
選定したウーファー Scan-Speak Discovery 15W/8434G00のスピーカーボックスを設計するにあたりT/Sパラメータを測定します。
きっかけ 構成 電子ボリューム部 パワーアンプ部 基板配置の検討 組み立て 完成 おわりに さらに小型化 きっかけ ユニットの選定 - Scan-Speak Discoveryシリーズで自作2wayスピーカー - 工作とかオーディオとかで新しいスピーカーの製作を行っています。 ス…
最近のスピーカーユニットはデータシートで見るだけでも性能が向上していることに気付きました。そこで音質の良さに定評のあるScan-Speak製のユニットを使った新2wayスピーカーの製作を始めようと思います。もっとも安価なDiscoveryシリーズの中からユニット…
自作スピーカーを再開しようと思うにあたり、最近の自作環境を調べていたところVituixCADが非常に高機能であることを知り、AudiFillさんが日本語で解説してくれているページを見て一度触ってみることにしました。 製作の方針 クロスオーバー周波数を決める …
最近はタカチのHIT23-7-18ケースを愛用しているのですが、パネルは単体では販売しておらず入手できません。 しかし加工に失敗したときや後から構成を変えたくなったときに新品のパネルが欲しくなります。 ミスミのmeviyでオーダーメイドの板金加工ができると…
パワーアンプの製作を考えているので、電源回路にどういったものを採用するか検討してみました。 出力電圧は15V前後、電流は1Aくらい流すことを想定して、3段ダーリントン接続の電源回路をLTSpiceでシミュレーションしてみました。 特に矩形波を流したときの…
きっかけ 基板配置の検討 構成 電源部 DAC部 組み立て 完成 おわりに きっかけ PCM1795搭載DACの電源周りを強化してケージング - 工作とかオーディオとかで製作したDACですが、機能のわりに筐体が大きくなってしまいました。 特にWM8741を使ったDAC+電流帰還…
きっかけ ケース選びと基板配置 構成 電源部 DAC部 パワーアンプ部 組み立て 完成形 感想 きっかけ PCM1795搭載DACの電源周りを強化してケージング - 工作とかオーディオとかで電源周りを強化したところ、低音の量感が増強されて良い感触を得ました。 約8年…